中国の大学で日本語を教えていた羅旭さんが、JETの国際交流員として秋田県庁に赴任した。相当な難関を乗り越えての就職だったようだ。
久しぶりにあった羅さんは、私の大学院のゼミ生だった頃と少しも変らない、爽やかな笑顔だった。
待ち合わせた秋田県立美術館のあたりが、ちょうど「食と芸能大祭典」の会場になっていて、大賑わい。去年は、13万人の人出だったというが、秋田のどこにこんなに人がいたのか、というくらい混雑していた。(上は八郎潟の願人踊り、下は角館の山車)
いくら日本語の達人とはいっても、新しい土地での新しい仕事、何かと気苦労があることだろう。ましてや羅さんは、人一倍思いやりがあり、気配りをする人である。
これから、どんどん遠慮なく周囲に相談して、ぜひ秋田で良いネットワークを築いていって欲しい、そう思ったことだった。