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ドラマ教育とシティズンシップ教育に関する国際シンポジウムを開催しました

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7月11日、東京の日本大学文理学部において獲得研は「ドラマ、シティズンシップとその教育」というタイトルで国際シンポジウムを開催しました。このシンポジウムは以下のスピーカーおよびイアン・ディビス教授(ヨーク大学)、深澤広明教授(広島大学)をメンバーとする共同研究プロジェクトの一環として開かれました。

サラ・オリーブ博士(ヨーク大学)
「作品『ダウン症患者として育つ』をめぐって」
ビクトリア・エリオット博士(オックスフォード大学)
「仮面と役割:危機に瀕した若者たちの社会参加」
池野範男教授(広島大学)
「再現的理解と他者認識−歴史教育におけるドラマ−」
渡部淳教授(日本大学)
「演劇的プレゼンテーションで何を育てるか」

シンポジウムの司会は初海茂先生(松木中学校)と両角桂子先生(所沢北高校)でした。小松真理子先生(広島大学)と和田俊彦先生(跡見学園中学校高等学校)には通訳を務めていただきました。

これはおそらくドラマ教育とシティズンシップ教育の関係が議論された世界で最初の国際シンポジウムです。参観者はこのテーマの広がりが分かり、ドラマがシティズンシップ教育に有望な関係性を持っていることに気づきました。

先に行われた第95回例会では、参加者が来月に沖縄で行うあかり座公演でのテーマについてブレーンストーミングしました。

国際教育学会大会シンポジウム

9月29日に開催された国際教育学会大会のシンポジウム「学校における国際教育の実践と課題」で、獲得研の4名のメンバーが発表しました。

関根真理氏(啓明学園)は「国際理解の日」の取り組みについて、早川則男氏(中村高校)は国際科の現状について、和田俊彦氏(跡見学園)は海外語学研修について、バヤスガラン・オユンツェツェグ氏(モンゴル国立大学)は留学生として行った小学校での授業についてそれぞれ報告しました。