獲得研オンライン・ワークショップに取り組む

写真提供:藤光由子, 国際交流基金ロンドン日本文化センター

2020年3月14日、英国日本語教育学会、国際交流基金ロンドン日本文化センターが主催、獲得研協力の「春の研修会」がおこなわれました。テーマは「教育方法としてのドラマ」です。
本来はイギリスのキングズ・カレッジ・ロンドンで開催される予定でした。当初は逝去された渡部代表に代わって宮崎先生がロンドンに向かい、現地でワークショップを行う予定でした。しかし、昨今のコロナウイルス関係で、それが不可能になり完全オンラインの研修会になりました。
日本チームは池袋にスペースを借り、宮崎先生をはじめ7人の獲得研会員がワークショップ第1部のワークショップを担当。参加者は、日本、イギリスをはじめヨーロッパ、アメリカ、アジアの13か国から70名が参加。ウォーミングアップ・アクティビティから始めて、絵本『せかいいちうつくしいぼくのむら』をもとにしたメインアクティビティまでおこないました。これらは、一方通行の放映ではなく、Zoomというテレビ会議アプリを使い、双方向でおこなわれました。
オンラインでワークショップができるのだろうか、という心配をよそに、本番では笑いあり、話し合いあり、質問あり、とても順調で活発なワークショップになりました。新しいワークショップの形が現れつつあります。