12月例会(第139回研究会)おこなわれる

2019年12月21日(土)に公開ワークショップをおこないました。今回のワークショップのファシリテーターは吉田真理子先生(津田塾大学)と武田富美子先生(前立命館大学)です。テーマは「『〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ』の出版を記念して―遊ぶことと学ぶこと」です。タイトルからも分かるように、この度、お2人の共著『〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ』(2019年、晩成書房)が出版されました。本ワークショップは、これを記念しておこなわれました。
ワークショップ 武田富美子 吉田真理子

  1. Pharrell Williamsの歌う“Happy”という曲に合わせてダンス
  2. 全員で形容詞を身体表現する 「荒々しい」→「Happy」
  3. Group sculpture 作り
    1. ハッピー で思い浮かぶのはどんなこと? どんな瞬間? グループ内で1分ずつ話す
    2. その4つをつなげてpresentation 作り
    3. グループ発表:第1グループ「こどもの成長」、第2グループ「1日」、第3グループ「Take Five」

各グループで「ハッピー」と感じる瞬間を集団彫刻で表現してプレゼンする、というワークショップ。参加者からは、「いろんな体験をした気分になった」「映像が浮かんでくるようなプレゼンだった」「見ることで共感できる」「即興の面白さがあった」などの感想が出されました。
最後に吉田先生からは、「ドラマワークでは、ソーシャルイシューなど、深刻な問題を扱うことも多い。これまでも、長いことその重さを引きずった体験もあった。しかし、それっていいのか?という思いがある。私たちはハッピーになる権利があるはず。「楽しい」は大事。Positive やResilienceを目指すドラマワークがあってもよい。この7年の集大成として、ハッピーで終わりたいと思った」というまとめの言葉がありました。