第137回例会(10月例会)おこなわれる

10月26日(土)10月例会・獲得研公開講座がおこなわれました。講師は武蔵野美術大学の三澤一実先生。テーマは「異なるものをつなぐメディアとしてのアート」でした。
まず、ワークショップとして「対話型美術鑑賞」をおこないました。萬鉄五郎の「裸体美人」という絵を見ながらグループごとに感想を話し合います。三澤先生の絶妙なファシリ―ションと、参加者それぞれの感想の交流の中で、絵の見え方が徐々に変わっていくことを体験しました。
次のセッションは、三澤先生の講演をうかがいました。まず「旅するムサビ」、「黒板ジャック」、「ムサビの居候」など、積極的な現場との交流に驚かされました。また、精神世界・感性の世界と現実世界をつなぐものとしての芸術は人間にとって、特に子どもたちにとって欠かせないものだ、という先生のお話に深く感銘をうけたひと時でした。