新春合宿(第130回例会)おこなわれる

1月4日(金)・5日(土)に新春合宿がおこなわれました。場所はいつもの新木場にある東京スポーツ文化館(BumB)です。1日目は、第1セッションとして小宅崚太先生による授業実践報告です。若い小宅先生。社会科の創意あふれる授業報告でした。続いて、第2セッション。今年度から弘前大学に異動し、教員養成課程で意欲溢れる授業を展開している宮崎先生の報告を聞きました。第3セッションは獲得研のこれまでとこれからを語るセッションです。この中で、今までの獲得研のあゆみ、第4巻の感想、今後の研究・出版の予定、各学校でのアクティブ・ラーニングの実施状況などが話し合われました。

翌、1月5日はすみだ北斎美術館見学をおこないました。まず講座室で古藤学芸員から北斎についてのレクチャー。続いて1時間の常設展見学。講座室に戻り質疑。それからBumBにもどり、グループごとの身体的プレゼンの準備です。博物館の橋本館長、古藤学芸員も見守る中で、

  • グループB「教育者カツシカホクサイ」
  • グループD「Hokusai’s Spirit」
  • グループA「5月5日の北斎」
  • グループC「ライブ!!神奈川沖浪裏」

以上の4グループによる発表がおこなわれました。内容はどれも素晴らしく、古藤学芸員からは次のようなコメントをいただきました。

「自分は30分のプレゼンをつくるのに工夫しているのに、ここで皆さんが5分でプレゼンをすることが信じられなかった。皆さんの演じる北斎が「生きて」いた。新鮮で面白かった。北斎の絵が生きていることを、皆さんが表現してくれてうれしかった。「あと10年生きていれば、一筆一筆生きているように描けるのに」と北斎が書いている。そのことを思い出した。自分もこのプレゼンの中に入っているような気がした。北斎の人物像を深めることができたように思う。」

皆さん、お疲れさまでした!!