3月例会(121回研究会)おこなわれる

3月17日(土)に今年度最後の定例会がおこなわれました。内容を紹介します。


(1) まず、早川先生と小菅先生から、「第2回全仏高校生日本語プレゼンテーション発表会」(3月3日 パリ日本文化会館)の報告がありました。フランスの高校生たちの発表を目のあたりにしたお二人は大感激、その様子をスライドショーとともに語ってくれました。発表会の企画・運営には、パリ日本文化館のスタッフで獲得研会員でもある藤光由子氏があたっています。
 ※全仏高校生日本語プレゼン大会のサイトです。
https://www.mcjp.fr/ja/agenda/journee-inter-lycees-dexposes-en-japonais-jp   
https://www.mcjp.fr/fr/agenda/journee-inter-lycees-dexposes-en-japonais
(2) 次に、第4巻の進捗状況が話されました。出版元が旬報社から学事出版に変更になったこと、原稿の集約がほぼ終わっていること、5月半ばには出版社に入稿予定であること、などが報告されました。
(3) 実践報告として、宮崎先生(桐朋小学校)から「広島修学旅行の取り組み」の発表がありました。準備作業、現地での被爆者からの聞き取りの様子、帰京後のプレゼンテーションづくりが内容ですが、「課題の設定」→「調査」→「課題の絞り込み・整理」→「プレゼンテーション」という学習の循環が意図されている点、さらには、学習過程のあちこちに「表現をとおして学ぶ」という活動が埋め込まれている点も素晴らしいと思いました。
(4) 最後は、早川先生を中心に予定されている、「第17回高校生プレゼンフェスタ」(3月27日 深川江戸資料館)に向けての準備作業を行いました。