第10回 春のセミナーを開催しました。

3月26日(土)に恒例の第10回春のセミナーを開催しました。年度末の忙しい時期にも関わらず、遠方から多くの教育関係者に参加いただきました。
今回のテーマは「アクティブ・ラーニングと教育プレゼンテーション」です。昨年11月に出版した『教育プレゼンテーション 目的・技法・実践』(旬報社)をもとに、獲得研が4年間かけてまとめた教育プレゼンテーションの実績を公開する機会としました。
基調提案では、渡部淳代表がアクティブ・ラーニングと教育プレゼンテーションの不可分の関係を報告し、続く特別実践報告では、三嶋浩二氏(ドラマケーション普及センター)が東京都の重点支援校でのファシリテーターとしての奮闘とその成果を報告しました。午前の部の最後のシンポジウムでは、小菅望美氏(渋川市立小学校)、早川則男氏(中村高等学校)、渡辺貴裕氏(東京学芸大学)が、アクティブ・ラーニングに向けて、それぞれの教育現場での技法活用の意義を探る報告がありました。
午後は3つのチームに分かれてワークショップを開催し、「18歳選挙権」についてプレゼンテーションを体験してもらう機会としました。多くの参加者の方から、実際に技法を体験し、他の参加者と意見を出し合って作り上げることができた、など感想が寄せられました。