「教育プレゼンテーションで学ぶ沖縄現代史」を開催しました。

第2次あかり座公演の一環で、8月20日(木)に沖縄県那覇市にある「瀬長亀次郎と民衆資料 不屈館」で「教育プレゼンテーションで学ぶ沖縄現代史」を開催しました。この企画は、獲得型教育研究会、沖縄歴史教育研究会、不屈館の共催で実現しました。
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総勢22名の参加者が、戦争体験を継承する方法の1つとしてプレゼンフェスタに挑戦しました。語り部の高齢化や引退が報じられる中、この半即興型のプログラムを通じて若者たちが戦争資料とじかに向き合うことができるからです。
午前中には宮崎充治先生(桐朋小学校)によるアイスブレイクに続き、次の通りガイダンスが行われました。
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「あかり座沖縄公演の趣旨」
渡部淳教授(日本大学)
「不屈館の成り立ちと使命」
内村千尋館長(不屈館)
「沖縄における現代史学習の課題」
大城航先生(高等学校)

次に、参加者は3つのグループに分かれて瀬長亀次郎氏に関するリサーチを行いました。昼食後、それぞれ5分のプレゼンテーションを作り上げました。今回はニュースショー形式で行うことが条件でした。タイトルとチームリーダーは次の通りです。

「基地全面返還10年」
Aチーム(両角桂子先生、埼玉県立所沢北高等学校)

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「理不尽からの距離」
Bチーム(武田富美子先生、立命館大学)

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「民衆と瀬長亀次郎」
Cチーム(早川則男先生、中村中学校高等学校)

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発表が終わると各グループでふり返りを行いました。続く全体の交流では、テーマに直接関わるものからプレゼンフェスタの意義に触れるものまでさまざまな話題について意見や質問の交流が行われました。

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