獲得型教育研究会 (2020)『小学校 中学校 授業で使えるドラマ技法&アクティビティ50』明治図書
演劇的な方法を用いた身体表現を通して、子どもたちの学びがより深くなるような、授業で使えるドラマ技法とアクティビティを紹介します。初心者でも実施しやすい事例を取り上げているので、興味はあるけど使い方がわからない…という先生も安心してご活用いただけます!
渡部淳(2020)『アクティブ・ラーニングとは何か』岩波新書
新学習指導要領のもと、今年本格始動する「学び方改革」の目玉なのに、中身への理解も導入の準備も進んでいないアクティブ・ラーニング。しかしそこで展開される互恵的で深い学びは、自立的学習者、民主主義の手続きと運用に習熟した自律的市民の育成につながる大きな可能性を持つことを実践的に解説します。

渡部淳(編)(2019)『教育の方法・技術論』弘文堂
各章の執筆者としては、日本大学の各学部に所属する教育学関係の教師たち(5名)と獲得研のメンバー(3名)が参加しました。
「教育の方法及び技術」は教職コースの必修科目です。そこで今回は、新しい学習指導要領を視野に入れ、アクティブ・ラーニングについて学ぶだけでなく、実際にアクティブ・ラーニングを経験しながらその指導法も学べる教科書をつくることにしました。いわば“入れ子構造”になっているのが、この教科書の特徴の一つです。
現在の教育の動向を反映した、斬新で実践的な内容です。大学の授業を想定して作られた教科書ですが、学生だけでなく現職の教師、教育に関心のある市民の皆さんにも、ぜひ読んでいただきたい本です。

渡部淳+獲得型教育研究会(2018)『参加型アクティビティ入門』学事出版
学習者の主体的な参加を促すためのさまざまなアクティビティを、デザイン、運用、ふり返りの3段階に分けて具体的に提案しています。深い学びを実現するためのヒントが満載です。

渡部淳+獲得型教育研究会(2015)『教育プレゼンテーション』旬報社
足掛け4年の歳月をかけ、満を持しての刊行です。ビジネスプレゼンとは一線を画した教育プレゼンテーションの世界を切り開く意欲作です。ぜひ手に取ってご覧ください。

渡部淳+獲得型教育研究会(2014)『教育におけるドラマ技法の探究―「学びの体系化」に向けて』明石書店
参加民主主義を成熟させるために欠かせない自立的学習者を育む教育方法として「参加型アクティビティ」の研究に取り組んできた獲得型教育研究会のこれまでの活動を、「ドラマ技法」アクティビティに焦点を当て、実践事例を豊富に紹介しながら考察する理論研究・実践研究の書である。併せてこの研究を可能にした、教育における共同研究のありかたにも実践的な提言をおこなっている。本書の主な部分は、2013年6月の第34回異文化間教育学会研究大会(日本大学文理学部にて開催)に報告されたものである。

渡部淳+獲得型教育研究会(2011)『学びへのウォーミングアップ 70の技法』旬報社
「獲得研シリーズ」の第2巻である。「聞くだけ」の授業が主流の日本では、学習者が活発にコミュニケーションを交わす共働的な学習の「場」づくりについては、従来あまり注意が払われてこなかった。本書は、学びの場を和らげ、学習者相互をつなぎ、学習活動を活性化する働きのあるウォーミングアップ・アクティビティを70種類紹介している。併せて小学校から大学までの、実践例も紹介し読者の便宜を図っている。

渡部淳+獲得型教育研究会(2010)『学びを変えるドラマの手法』旬報社
「獲得研シリーズ」の第1巻である。従来の日本の教育では注目されてこなかったドラマ技法に着目。この技法により、学習者はある役柄になって考えたり演じたりする中で、実感をもって学ぶことができる。最も汎用性の高い6種類の「コア・アクティビティ」とそれに次ぐ10種類の「よく使われるアクティビティ」をわかりやすく解説している。さらに各アクティビティには小学校から大学までの、実践例を紹介し、活用の便宜を図っている。

J.ニーランズ+渡部淳(2009)『教育方法としてのドラマ』晩成書房
ドラマ教育の理論的地平を開拓したとされるニーランズ氏(英国・ウォーリック大学教授)と獲得型教育研究会代表渡部淳との共同研究の成果。本書で、「獲得型学習モデル」、「教師研修モデル」など、獲得型教育研究会の理論的前提が提示された。
「実践の中から理念を抽出し、その理念を検証すべく世界に広く知見をたずねるとともに交流しながら、地道に日本での適用可能性を探り出そうとする...渡部氏の姿勢は、教育研究と教育実践の往還のありようを私たちに示唆するものでもある。」
日本教育学会「教育学研究」第78巻第1号
深澤広明教授
広島大学
(全文は
こちら。国立情報学研究所CiNiiのサイトへリンクします。)

渡部淳(編)(2005)『中高生のためのアメリカ理解入門』明石書店
若者に身近なテーマを入り口にして「アメリカの全体像」に迫る日本ではじめての教材集。中高生が「読み物」としても楽しめ、かつ参加型学習のアクティビティも多数収録されている。獲得型教育研究会の創設の契機となった成果物である。

渡部淳(編)(2005)『中高生のためのアメリカ理解入門ガイドブック』明石書店
『中高生のためのアメリカ理解入門』本編をより有効に活用するためのガイドブックである。本編の執筆者による教材活用の提案やより詳細な解説、本編未収録の資料等を掲載している。本編を教材として使用する教員やより深く理解したい一般読者のために作成された。