新春合宿(第70回例会)を開催しました

恒例の合宿は盛りだくさんの内容でした。渡辺貴裕先生(帝塚山大学)からの「オランダ教育事情」では、個別学習が重視される学校文化における子どもたちの他者との関わり方について報告されました。後のワークショップでは、林久博先生(成蹊小学校)がファシリテーターでした。参加者は、一日の始まりを楽しくするためのものから実際の授業に使えるものまで、さまざまなアクティビティを経験することができました。
この合宿の最大の目的は、シリーズ本の第3巻「スピーチ・プレゼンテーション」について議論することでした。先行文献の解題や会員の実践例の共有を通して、方向性が固まりました。来年度は再度出版に関わる活動が増えていきます。
また、獲得型教育研究会は、異文化間教育学会年次大会(2013/6/7-9)の運営に協力することになっています。6/7(金)にはドラマ技法を学習活動に活用するワークショップ、6/8(土)の懇親会、6/9(日)のシンポジウム「学びの身体を問い直す―教育コミュニケーションと演劇的知の視点から」に登場します。非学会員の方もご参加になれます。
高校生意見発表会については、新しい形式で再スタートを切ることが提案されました。