獲得研レクチャーシリーズ 第3回のご案内

ようやく秋らしい天候になってきましたが、みなさまにはお変わりございませんでしょうか。獲得研はこの夏、ICUセミナー(8月3日)、国際児童青少年芸術フェスティバル・大阪(TACT 8月10日)でワークショップを実施し、順調に研究活動を続けております。後者は、ドイツの劇団との初めてのコラボレーションでした。


今回は、好評をいただいている「獲得研レクチャーシリーズ」のご案内です。今回は、日本中世史研究がご専門の保立道久先生を講師にお迎えし、いま話題の新刊『歴史のなかの大地動乱-奈良・平安の歴史と天皇』(岩波新書)をもとに、以下の要領で講演会を開催いたします。演劇的知に関する同氏の見解も披瀝していただく予定です。どうぞふるってご参加ください。

獲得研レクチャーシリーズ No. 3
演題:神話をどう考え、どう語るか―地震火山神話を中心に
講師:保立道久氏(東京大学史料編纂所 教授)

日時:10月20日(土)15:30-17:30(質疑を含む)
募集:10名(先着順)こちらからお申込みください。なお、定員に達してご参加いただけないときのみご連絡差し上げます。)
参加費:500円(当日お支払いください)
場所:日本大学文理学部 7号館・7221演習室(地図はこちら
主催:獲得型教育研究会(代表 渡部淳)

講師紹介:保立道久氏
東京大学史料編纂所教授。1948年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修了。専攻は、歴史学。編纂に、『大日本古文書 大徳寺文書』。著書に、『中世の愛と従属』(平凡社)、『平安王朝』(岩波新書)、『物語の中世―神話・説話・民話の歴史学』(東京大学出版会)、『平安時代―日本の歴史3』(岩波ジュニア新書)、『黄金国家―東アジアと平安日本』(青木書店)、『義経の登場―王権論の視座から』
(NHKブックス)、『新装版 中世の女の一生』(洋泉社)、『かぐや姫と王権神話―「竹取物語」・天皇・火山神話』(洋泉社歴史新書)ほか。なお、ワークショップのあとで、保立先生を囲む懇親会(自由参加・参加費2,000円程度・当日受付)も企画しております。