第66回例会を開催しました。

今回は8月のTACT大阪でのワークショップのふり返りと会員の実践報告が行われました。TACTについては、コラボレーションしたドイツの劇団員が持つ身体性の高さに感銘を受けた様子とともに、日本とドイツ、教員集団と劇団員という異文化が交流したことの意義が語られました。また、日々の授業の中に演劇的手法を取り入れようという獲得研の活動は世界的に見てもあまり例がないことが分かってきました。若手会員がファシリテーターを務めたこともこのワークショップの特徴でした。

後半の報告は、大学で教員免許状更新講習を担当する会員が、獲得研春のセミナーで行われた絵本ワークショップを取り入れた実践についてでした。目標がリサーチか物語の鑑賞かによってさまざまな展開ができることが指摘されました。