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1年生のゼミ

DSC00001このブログに、1年生のクラスが登場するのは、おそらく初めてだろう。

ここにアップした写真は、新年最初の授業で、1万2千字の課題論文を提出した直後のものだ。冬休みを挟んで頑張っただけあり、さすがにみんな晴れ晴れした表情をしている。(指文字のWは、渡部ゼミということらしい)

今年のゼミは、前期のティーチング・アシスタントだった近藤敦くん(M1)が、後期もボランティアでクラスに参加してくれた。学生たちに「後期もクラスに来てね」と声をかけられて、意気に感じてしまったのだ。

このエピソードが象徴しているように、今年は例年にもまして和やかな雰囲気のゼミになった。この写真を撮ってくれたのも近藤くんである。

札幌・小樽研修旅行

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大学院「教育内容論」ゼミの研修旅行は、北海道開拓史がテーマだった。このテーマは、2014年以来である。

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時あたかも「札幌国際芸術祭2017」の時期とあって、札幌駅の雰囲気もいつもと違っている。

今回も初日に、札幌農学校の演武場だったという時計台を訪ねたのを皮切りに、旧北海道庁の文書館で、屯田兵関係の資料を見せてもらった。

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2日目は小樽。北前船関係では、旧佐藤家の鰊御殿(積丹の泊村から移設)、旧青山家別邸(青山家の鰊御殿は札幌にある「開拓の村」に移築)をみた。


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さらに幌内炭鉱から小樽港に石炭を移送するのに活躍した鉄道遺産を訪問。(ここにある旧手宮駅の扇型車庫、転車台などは重文)

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船舶輸送の関係では、日露戦争後に樺太分割の会議の開かれた旧日本郵船株式会社小樽支店の建物も案内してもらった。(これも重文)

 


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3日目には、改装なった北海道大学総合博物館も訪ねたから、実に盛りだくさんのプログラムである。

今年は、色んな事情で2年生が参加できなかったため、1年生だけの旅になった。日本人は幹事の近藤くんのみ、あとは李くん、楊さん、欧さん、秦さんといずれも中国からの留学生という異色のチームだった。
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改めて写真を見返してみると、5人のポーズが日を追ってリラックスしていくのがわかる。お互いの関係がどんどん近くなったことを象徴しているようだ。

2度目の餃子パーティー

先週の16日が、卒業論文・修士論文の提出日、なんとその当日にゼミの餃子パーティーがあった。会場は大学のカフェテリアである。

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〆切当日にこうした催しをやるのは初めてだ。今回も卒論幹事の金梅さんが、準備を一手に引き受けてくれた。

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事前に皮や具の下ごしらえがちゃんとしてあるだけでなく、当日も、提出する卒論と一緒に、コンロ、鍋、作業道具、調味料のはてまで、すべて金さんが家から持参してくれたのだという。

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たいがい卒論・修論を提出するだけでも青息吐息のはずなのに、2つの仕事を何事もなかったようにこなしてしまう。なんとも凄い人である。

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さすがに2回目ともなると、われわれの作業スピードも格段にアップする。中国の餃子事情を聞いたりして、ワイワイやっているうちに、30分ほどで150個の餃子が完成してしまった。

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皮から手作りだから、食感といい味といい言い申し分なし。すっかり堪能してから、あらためて飲み屋に移動、お酒とおしゃべりもゆっくり楽しんだ。

こんなこともできるのかと目からウロコの楽しい一日だった。

修論、卒論の執筆が佳境に

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修士論文と卒業論文の執筆が、いよいよ佳境に入ってきた。先週は、修士論文の中間報告会があり、張さんが「「素質教育」の推進における演劇教育の役割に関する研究―石家荘の談南路小学校を例として」、小宅くんが「ドラマケーションが生徒に与える影響について―足立区に着目して」と題して発表した。

どちらも学校のフィールドワークを基礎にした報告で、教育現場の実態に即して論理を組み立てているところが共通している。材料が出そろってこれからようやくゴールが見えはじめるところ、このあとの詰めの作業が、仕上がりを左右することになる。

この日は、木村くんも応援に駆けつけ、にぎやかな夕食会になった。

木村敬一くんの大活躍

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先日リオ・パラリンピックの報告にきてくれた木村敬一くんが、昨日は、全力応援を続けた大学院のゼミ生たちと再会した。間に、例の銀座の80万人パレードをはさんでいるので、そのときの話も聞いたが、“東京にこんなに人がいるのか”というくらいの熱気だったらしい。

ロンドン・パラリンピック大会のときは、現地の水泳会場で応援できたのだが、今回は病院のベッドからの応援になった。新聞記事の方は、妻がすべて切り抜いていて、内容を逐一報告してくれた。

メディアの注目度が4年前とは桁違いである。木村くんが感じたプレッシャーもそれだけ凄かったことになる。その中で4つのメダル(銀メダル2、銅メダル2)を獲得。まさに獅子奮迅の活躍だった。

今回のメダルは重さが500グラムあって、ずっしりと重い。4つあわせるとなんと2キログラムになる。メダルを手にもって振るとカシャカシャ音がする。オリンピックのメダルにはない仕掛けらしい。それで、リオの組織委員会の粋なはからいに感心した。

4年後の東京パラリンピックにむけて、社会の注目はいやがうえにも高まっていく。パラリンピック理解の促進活動など、競技以外でも木村くんの果たす役割は、さらに大きくなることだろう。

まずはゆっくり休んで十分に英気を養ってほしいと思う。(木村くんと誕生日の私に、院生たちから花束のプレゼントがあった)

院ゼミの上海旅行

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昨日の深夜に上海から戻った。30年ぶりの上海は、記憶の中の風景とはすっかり変わっていた。外灘(バンド)からみる黄浦江対岸のビル群がその典型である。ちょうど七夕の夕方ということもあるのだろうが、1500メートルも続く長大なプロムナードが散策の人々であふれかえり、水上をいきかう観光船も満員の乗客でにぎわっていた。

大学院のゼミで海外旅行にでるのは初めてである。テーマは日中の文化交流。ちょうど張雅潔さん、莫然さんがゼミ生とあって、これ以上ないタイミングの旅である。ふたりは完璧なガイドだったが、何よりいいのは、目にした人々のふるまいやらテーブルで供される食べ物やらについて、気になることをその場で気兼ねなく質問できることである。

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上海博物館の中国陶磁器のコレクションがとりわけ見ごたえがあった。紀元前の無釉陶器から、唐三彩、宋代の名窯の作品、明清の景徳鎮のものまで、2階のフロア全部を使って展示している。長いながい歴史をもつ中国陶芸史を、実物とともに一望できるのだから凄い。

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今回は、日本人院生が小宅崚太くん、鈴木翔くん。参加者4人のこじんまりした旅、さらに4人とも抜群に気配りのきく人たちである。いつにもましてゆっくりおしゃべりできたことで、4人の個性の違いがより際立ってみえるようになったのは大きな収穫だった。文化的多様性といってもいいだろう。

途中、いきなり驟雨に降りこめられたり猛暑になったりとなかなかにドラマチックな天候でもあったのだが、そこは臨機応変の行動で、すべてを楽しいエピソードに変えることができた。おかげでなにより“精神的に贅沢な旅をさせてもらったなあ”という実感が残ったのだった。

 

3年生のゼミ

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昨日は、3年生のゼミ(テーマ:教育における身体表現の可能性)の打ち上げだった。百周年記念館の多目的ホールを使って、ワークショップ形式で学ぶゼミをやっている。

年間70種類ほどのアクティビティを経験し、彼ら自身にファシリテーションもやってもらうので、学年の最後にはみんな相当に仲良くなる。秋学期になると自然に飲み会の話もでてくるのが普通だ。

幹事の金子くんによると、今年は、前期の飲み会だけでなく合宿の希望まででたというからなかなかである。なんだか、いつの年にもまして、メンバーの仲良くなるスピードが早い印象がある。

飲み会のいいのは、一人ひとりとじっくり話せることだ。昨日も、ゼミ生がかわるがわる隣の席にやってきては、教育学科を志望した動機やら、家族のことやら、住んでいる地域のことやら、友人関係のことやら、進路のことやら、通学のことやらと、色んな話をきかせてくれた。

おかげでいつの間にかお酒も進んだようである。

 

前期の打ち上げ会

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ようやく今学期の15週目に入った。学期の大詰めということで、打ち上げの会がいくつか予定されている。昨日は、大学院ゼミと卒論ゼミのあと、夕方から合同でビールを飲んだ。このスタイルははじめてである。

とりわけ中国の留学生―金梅さん、張雅潔さん、莫然さん―の話題を中心に、大いに会話が盛り上がった。というのも、日本に留学するまでの経緯も含めて、留学生たちの人生の輪郭が実にくっきりしているからで、そのことが日本の学生にも自分の歩みを見直す良い刺激になるからだ。

いま思い返すと、私の場合もそうで、アメリカ、中国の留学生とICUの第1男子寮でルームメイトとして暮らしたことが、異文化理解の大きなステップになったのだった。もう40年以上も前のことである

それと同時に、2次会で、日中の学生が一緒にアニメソングを熱唱している姿をみて、しみじみ時代の変化というものを感じたのだった。

卒論ゼミ

3月25日に卒業式、謝恩パーティーがあり、久しぶりに卒論ゼミのメンバーが勢ぞろいした。写真の表情からお分かりの通り、ひとりひとりの人柄といいまたチームワークといい、じつに申し分のないゼミだった。

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わたしの卒論指導は、できるだけ本人の問題関心を尊重し、その問題関心に添って一緒に論文の完成をめざすというやり方である。グループワークもタップリ入れて、ゼミ生同士のディスカッションやアドバイスも大切にする。

一直線にゴールを目指すというやり方ではないので、それぞれ試行錯誤にかなり時間を割くことになるのだが、その分自分たちでやり切ったという充実感が残る。新しいタイプのテーマに挑戦しようという猛者があらわれるのもゼミの特徴である。

謝恩パーティーは、卒業生の98ペーセントが参加するちょっと例のない盛況ぶり、ゼミ生の五十棲さん、柳田くんが幹事で、その司会進行がまた見事なものだった。

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秋の頃だったと思うが、とつぜん研究室に現れた2人が、卒業生へのメッセージが欲しい、ついては10分後に動画を撮影するのでいますぐメッセージを考えてくれという。こうして、いつも3年のゼミでやっている半即興プレゼンを、わたし自身がやるはめになった。

それで、私たちはみな、他者とコミュニケーションをとりながら成長を続ける表現者である、表現者としての自分の特質を知って、良質なネットワークをつくること、そのネットワークが人生をきっと豊かにしてくれるだろう、といったようなことを話した。そのとりとめのないメッセージが、当日上映された「ふり返りビデオ」に見事に編集されている。ああ、こんなに時間と労力をかけて、パーティーの準備をしていたのかと驚いた。

花束贈呈で、ゼミ生全員とハグしたのもはじめてのこと。きっと卒業後も、彼らと長くつながっていくことになるのだろうなあと感じさせられる、なんとも爽やかな一日だった。

餃子パーティー

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大学食堂の軽食コーナーで餃子パーティーがあった。(上の写真は5階の教室から。富士山が良く見える)

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3年生のゼミ幹事・金梅さん(ハルピン出身)の発案である。金さんの仕込みは完璧で、材料から鍋そして調味料にいたるまでキャリーバックにつめ、電車をつかって運んできたのだという。

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作業の手早さも抜群、5限の授業を終えて、5階の教室から1階に降りたら、胡さんや白くんたちが手伝って、100個の餃子がもうあらかたできていた。

私もチョットだけ手伝わせてもらった。餃子の皮を丸く伸ばすのがなかなかうまくいかずに難渋したが、それでもやっているうちになんだか夢中になってしまった。

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アッという間に水餃子と肉団子スープが完成。美味しいことはもちろんだが会話も弾んで大いに楽しい集いになった。