月別アーカイブ: 11月 2019

晩秋の庭

秋田で講演があったついでに、庭の秋色をいっとき楽しんだ。

土蔵の横にある豆柿は、毎年、初雪が降ると甘くなる。不思議なことに、甘くなった瞬間にムクドリの群れがくる。そしてほとんど一日で食べ尽くす。

モミジはあらかた落葉していたが、まだ何本か散り残っていて、透明感のある黄色を楽しむことができる。

南庭には、イチョウのはっぱが一面に散り敷いている。

松葉の上に散り敷いた黄葉をみると、いつも干菓子の吹き寄せを思い出す。

西庭に一本だけ紅葉したカエデが残っていて、それが庭の主役になっている。

もう少し時間があれば清々した気分をゆっくり味わえるのになあ、といつも思うのだが、こればかりは仕方がない。

ゼミの動向―学生たちの活動が離陸

今年度中に2冊の本の出版を予定している。やっと1冊分を書き終えたところで、学生たちの今学期の活動も佳境に入ってきた。

大学院のゼミは、修士論文の中間報告会が済んで、5人の執筆が本格化している。4年生の卒論ゼミも同様で、10人いるゼミ生たちがいまそれぞれに奮闘中だ。

学部の3年生のゼミ(教育学演習4)は、5週にわたる「ファシリテーション・トレーニング」のプログラムに入った。

各グループが、「小学校の総合の時間」「高校のHR活動」など、それぞれに設定した条件にしたがってワークショップを運営する実践的トレーニングである。(下の写真は、先日あった3年ゼミの懇親会)

これから年末に向けて、時間との競争が続くことになる。