4年ぶりの大雪で、わが家のあたりも30センチほど積もった。
夕方の雪かきの効果が朝には完全に消えていたから、相当な降雪量である。
一転して今朝は好天。手の届くほど間近にある枝にきて、メジロが熱心にサザンカの蜜をすっている。
ふだんメジロのほうからこんなに近づいてくることはない。用心深いメジロのこうした姿を楽しめるのが、雪かきの余得ということになる。
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2019年2月に『教育の方法・技術論』(Next教科書シリーズ:弘文堂)が刊行されました。各章の執筆者としては、日本大学の各学部に所属する教育学関係の教師たち(5名)と獲得研のメンバー(3名)が参加しました。
「教育の方法及び技術」は教職コースの必修科目です。そこで今回は、新しい学習指導要領を視野に入れ、アクティブ・ラーニングについて学ぶだけでなく、実際にアクティブ・ラーニングを経験しながらその指導法も学べる教科書をつくることにしました。いわば“入れ子構造”になっているのが、この教科書の特徴の一つです。
現在の教育の動向を反映した、斬新で実践的な内容です。大学の授業を想定して作られた教科書ですが、学生だけでなく現職の教師、教育に関心のある市民の皆さんにも、ぜひ読んでいただきたい本です。
参加民主主義を成熟させるために欠かせない自立的学習者を育む教育方法として「参加型アクティビティ」の研究に取り組んできた獲得型教育研究会のこれまでの活動を、「ドラマ技法」アクティビティに焦点を当て、実践事例を豊富に紹介しながら考察する理論研究・実践研究の書である。併せてこの研究を可能にした、教育における共同研究のありかたにも実践的な提言をおこなっている。本書の主な部分は、2013年6月の第34回異文化間教育学会研究大会(日本大学文理学部にて開催)に報告されたものである。
「獲得研シリーズ」の第2巻である。「聞くだけ」の授業が主流の日本では、学習者が活発にコミュニケーションを交わす共働的な学習の「場」づくりについては、従来あまり注意が払われてこなかった。本書は、学びの場を和らげ、学習者相互をつなぎ、学習活動を活性化する働きのあるウォーミングアップ・アクティビティを70種類紹介している。併せて小学校から大学までの、実践例も紹介し読者の便宜を図っている。
「獲得研シリーズ」の第1巻である。従来の日本の教育では注目されてこなかったドラマ技法に着目。この技法により、学習者はある役柄になって考えたり演じたりする中で、実感をもって学ぶことができる。最も汎用性の高い6種類の「コア・アクティビティ」とそれに次ぐ10種類の「よく使われるアクティビティ」をわかりやすく解説している。さらに各アクティビティには小学校から大学までの、実践例を紹介し、活用の便宜を図っている。
ドラマ教育の理論的地平を開拓したとされるニーランズ氏(英国・ウォーリック大学教授)と獲得型教育研究会代表渡部淳との共同研究の成果。本書で、「獲得型学習モデル」、「教師研修モデル」など、獲得型教育研究会の理論的前提が提示された。
「実践の中から理念を抽出し、その理念を検証すべく世界に広く知見をたずねるとともに交流しながら、地道に日本での適用可能性を探り出そうとする...渡部氏の姿勢は、教育研究と教育実践の往還のありようを私たちに示唆するものでもある。」
若者に身近なテーマを入り口にして「アメリカの全体像」に迫る日本ではじめての教材集。中高生が「読み物」としても楽しめ、かつ参加型学習のアクティビティも多数収録されている。獲得型教育研究会の創設の契機となった成果物である。
『中高生のためのアメリカ理解入門』本編をより有効に活用するためのガイドブックである。本編の執筆者による教材活用の提案やより詳細な解説、本編未収録の資料等を掲載している。本編を教材として使用する教員やより深く理解したい一般読者のために作成された。