東京の再会

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八面六臂の活躍というのだろう。一時帰国中の藤光由子先生(パリ日本文化会館日本語教育アドバイザー)のことだ。

今回の獲得研セミナーでは、午前中の全体会でご自身がコーディネートした「第1回全仏高校生日本語プレゼンテーション大会」について報告、午後の分科会「インタビューからプレゼンへ」でも、リソース・パーソンとして、自分史を語ってくださった。

北海道大学で国際政治学を学んでいた藤光さんが、日本語教育の大切さに気づくようになったきっかけ、中国からの留学生であった現在のご亭主・施さんとの出会い、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどでの専門家としての仕事・・・、限られた時間ではあったが、起伏に富む人生の物語を率直に語って、参加者に強い印象を残した。

今春、パリで行われたプレゼン大会の詳細は、いまも日本文化会館のホームページで見ることができる。内容はもちろんのこと、影絵などさまざまな技法を使った各チームのグループ・プレゼンテーションは、発表スタイルの面でも見事なものだ。このプロジェクトひとつとっても、日本語教育にかける藤光先生の情熱の大きさと緻密さを推しはかるのに十分である。

http://www.mcjp.fr/ja/la-mcjp/actualites/1

藤光さん・施さん夫妻は、短い東京滞在の貴重な時間、そのかなりの部分を今回の発表準備に費やし、一陣の爽やかな風をセミナーに送って、パリに帰任したのだった。

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