今年は、八国山に野鳥を見にいく余裕もないうちに春になった。書斎の窓から眺めるばかりで、一度も散策していないことに気づいた。
山を眺め暮らすうちに、なんだか定点観測のような具合で、自然に、緑の変化をおいかけるようになっている。上の写真は4月10日。山桜が満開である。
上の写真は、4月14日。山桜ははやくも葉桜だが、新緑が一番美しいころで、私はこの数日間が、一年中で一番好きだ。そして下の写真が今日、4月23日である。あっという間に、山が真みどりになっている。ハナミズキも咲いた。
こう並べてみると、いやはや、季節の移り変わりのスピードの速いことに、驚くばかりである。