日別アーカイブ: 2016/01/01

100回目の定例会

今年も獲得研の新春合宿(1月4日―5日)の準備をしながら年を越した。暖冬とあって、わが家の庭では、サザンカとマンリョウ、そしてユリの花が一緒に咲いている。こんなことははじめてである。

年末にユリの開花 004

獲得研の共同研究をはじめてからこの春で満10年になる。こんどが10回目の合宿、定例会で数えると100回目の集まりである。この間に、研究成果を5冊の本として刊行することができた。開拓的な分野の仕事とあって、1冊刊行にこぎつけるだけでも膨大な時間がかかる。それを考えるにつけ、よくぞまあと思う。

出版活動と並行して、会員の自己研修と研究成果の普及のために全国各地で“あかり座”公演を続けている。この過程で、じつに様々な出会いを重ねてきた。これからでる獲得研の刊行物には、こうしたあかり座公演での経験が色濃く反映されていくことになるだろう。

これまであえて組織を大きくせず、小さな研究コミュニティーを維持する方針をとってきた。それだからこそ、意志決定が早く、機動性に富み、また研究テーマの継続性も担保できたと考えている。しかし、ただ小規模だから良いというわけではないし、それだけでは研究会のこれまでの活力を説明することができない。私のみるところ、活発な研究活動の背景の一つに、メンバー構成の問題があるように思う。

獲得研のメンバーを見ていると、それぞれに粒だった個性をもつ人たちだが、それでいて自分のやり方を変えることを恐れず、既存の枠組みを問い直すこともけっして怠らない、そういう柔軟な発想の持ち主がとりわけ多いように思う。思考実験大歓迎。言うところの“面白がり”の集まりが獲得研であり、これが自由闊達なディスカッションを生む土壌になっていると感じる。

カード 002

こんどの新春合宿では、高校生プレゼンフェスタのふり返り、あかり座徳島公演、第3巻の普及、春のセミナー、第4期のビジョンなど、盛りだくさんのプログラムが用意されている。「オトナのプレゼンフェスタ」に関連して相撲部屋の訪問も用意されているらしい。(写真は英国の友人から届いたe-カード)

100回目の区切りとなる今回の合宿が、研究内容の面でも転機になるという予感がある。さてどんなディスカッションができるのか、いまから大いに楽しみである。