投稿者「staff」のアーカイブ

第137回例会(10月例会)おこなわれる

10月26日(土)10月例会・獲得研公開講座がおこなわれました。講師は武蔵野美術大学の三澤一実先生。テーマは「異なるものをつなぐメディアとしてのアート」でした。
まず、ワークショップとして「対話型美術鑑賞」をおこないました。萬鉄五郎の「裸体美人」という絵を見ながらグループごとに感想を話し合います。三澤先生の絶妙なファシリ―ションと、参加者それぞれの感想の交流の中で、絵の見え方が徐々に変わっていくことを体験しました。
次のセッションは、三澤先生の講演をうかがいました。まず「旅するムサビ」、「黒板ジャック」、「ムサビの居候」など、積極的な現場との交流に驚かされました。また、精神世界・感性の世界と現実世界をつなぐものとしての芸術は人間にとって、特に子どもたちにとって欠かせないものだ、という先生のお話に深く感銘をうけたひと時でした。

第136回例会(9月例会)おこなわれる

9月21日(土)に9月例会がおこなわれました。内容は以下の通りです。

  1. 群馬あかり座公演のふりかえり
  2. 夏のセミナーのふり返り
  3. 渡部先生報告「欧州における実践研究コミュニティへの挑戦―藤光実践に焦点をあてて」

夏のセミナーおこなわれる

8月7日(水)に第14回獲得研夏のセミナーがおこなわれました。今年のテーマは、「アクティブ・ラーニングをどう実現するか―学びをデザインし運用する―」でした。
午前の全体会での小菅先生のアイスブレーク、小宅先生の実践報告など若々しい発表が好評でした。また一方、午後の各ワークショップはどの会場も、ベテランファシリテーターによって、安定した個性的なワークショップが繰り広げられました。
夏のセミナーには日本各地、さらに世界の各地からも参加者が増えています。特に近年、ヨーロッパを中心に日本語教育に携わる方々の参加が増えているのが注目されます。

    《参加者の感想から》

  • (全体会は)勇気やる気が湧いてくるお話でした。小宅先生の授業で目を輝かせている生徒の姿が目に浮かんできます。(ワークショップでは)まさか「大きなカブ」からCMを作るなんて!!とても面白くてアイデアが尽きませんでした。発表するというゴールに向かって4人で協力し、充実感、達成感を味わえてうれしいものでした。
  • 来年は(私の働いている)K市の仲間を連れてこられるように頑張ります。
  • 午前午後ともにあっという間でした。どの分科会もそうだったんだろうと思います。たくさんのヒントをもらいつつ本質的なことを考えられる・・・とてもエネルギーをもらえた会でした。
  • 教壇に立って結構な時間がたちますが、このようなセミナーは初めてでした。ふだん学べないことを学べました。

群馬あかり座公演おこなわれる

7月30日(火)群馬あかり座がおこなわれました。これは獲得型教育研究会と、群馬県高崎市立北部小学校との共同研修企画です。獲得研メンバー10人が現地に赴き、北部小学校の先生方19人と一緒に研修をおこないました。
このプログラムのねらいは、第1に、職場の世代間交流を促進することとともに、ベテラン教師の経験と知恵を若い世代に継承すること。第2に、アクティブ・ラーニングの実際の流れを短時間で経験できること。参加者が自分の授業でアクティビティをどう活用するかのイメージ・トレーニングをすることでした。和気あいあいとした雰囲気の中でプログラムが進み、成果の多い研修会になりました。
当日のプログラムは以下の通りです。

  1. ウォーミング・アップ(栗原先生、杉山先生)
  2. 午前の人間関係作りワークショップ(林先生、藤牧先生)
  3. 午後のワークショップ「教師のライフコース研究」(宮崎先生、小菅先生)

第135回例会(7月例会)おこなわれる

7月例会が7月20日(土)におこなわれました。今回の内容は主に以下の通りです。

  1. 群馬あかり座公演に関して最終打合せ
    集合時刻、場所確認、スケジュールの確認などをおこないました。
  2. 夏のセミナー準備
    当日の仕事分担とワークショップ運営プランの交流・検討の2回目のおこないました。各ワークショップのメイン・ファシリテーターから提出された運営プランを、2つのグループに分かれて検討しました。

第134回例会(6月例会)おこなわれる

6月例会が6月15日(土)におこなわれました。今回の例会の内容は以下の通りです。

  1. 夏のセミナー(8月7日(水)実施予定)のワークショップ運営プランの交流・検討
    主に槇野先生と吉田・武田先生のワークショップ運営プランを検討しました。
  2. 群馬あかり座公演の準備
    7月30日(火)実施予定の群馬あかり座の、目標、プログラム、分担などを話し合いました。
  3. 獲得研新刊企画
    2020年3月刊行予定の準備として、たたき台原稿を皆で検討しました。

第133回例会(5月例会)おこなわれる


2019年5月18日(土)に5月例会が開催されました。講師は山地弘起先生(大学入試センター 試験・研究副統括官)で、テーマは「これからの大学生に求められる学力とは ~アクティブ・ラーニングと大学入試改革~」でした。
当日のレジュメの目次は以下の通りです。

  1. 大学入試センターとは
  2. 新テスト(大学共通テスト)への移行
  3. 大学への準備とは:自己成長への責任―アクティブな学びと関わり

新テストの特徴の紹介だけでなく、それが抱える多くの課題も率直に話していただけました。さらに、アクティブ・ラーニングを形だけで捉えると、かえって学生の主体性、自主性が後退する場合もあるという指摘が刺激的でした。先生のレジュメの最後に記されていた言葉(メッセージ)が印象的でした。

「アクティブであること〔人と対等に関わること・自分で考えること〕には『勇気』がいります。しかし、だからこそ成長できる。自分のサポート源を探りながら、少しずつ先へ。」

第132回例会(4月例会)おこなわれる

2019年4月20日(土)に4月例会が公開講座としておこなわれました。テーマは「ここが怖い!子どものケータイ・スマホ~複雑化するネット社会の現状を知り、被害者にも加害者にもならない使い方を教えましょう~」。講師は目代純平先生(チェックフィールド㈱取締役/東京都認定eメディアリーダー)でした。
子どもたちが陥りやすいネット上のトラブルのこわさ、どうしたら防げるのか対応策、親子の信頼関係の大切さなど大事な点を話していただきました。以下が、当日のレジュメ目次です。

  1. 「エルサゲート」とは
  2. 昨今の子どもたちを取り巻く環境
  3. 動画を見て考えましょう ~「ちょっと待って、あの日の自分」(東京都制作)より~
  4. 昨今のスマートフォンの状況
  5. ソーシャルメディアSNSの現状
  6. 「炎上」とは
  7. ケーススタディ ~事例で見る「炎上」の特徴~
  8. まとめ1(子どもに対する対策)
  9. まとめ2(総合的な対策・相談窓口)
  10. ネット依存チェックリスト

第18回高校生プレゼンフェスタ開かれる

2019年3月26日(火)に獲得型教育研究会主催第18回高校生プレゼンフェスタが開催されました。場所は江東区立深川江戸資料館です。
このプレゼンフェスタのねらいは以下の通りです。

  1. 資料や説明などから、江戸の暮らしや人をリアルに感ずる。
  2. 初めて出会った高校生同士、特定のテーマのリサーチワークやディスカッション、プレゼンテーションの活動を通じて、他者理解や合意形成の場を実体験する。
  3. 発表することで自信を深め、表現能力を培い、プレゼンテーション技能を高める。

当日は公立、私立、男子校、女子高、インターナショナルスクールなど、さまざまな種類の高校から33名の生徒が集まりました。はじめて出会った高校生たちがグループを作り、リサーチをおこない、話し合い、そして共同して半即興型のプレゼンテーションに取り組みました。
どのグループの発表でも、迫力のある演技が目立ちました。大事な点を観客にたずねるクイズ、現代っ子らしい笑いのセンス、資料館の展示品を大胆に使う工夫など見事なものでした。グループ内で意見を出し合う、まとめたり調整したりする、役割を分担して表現するなどの様々な活動を短時間のうちに経験して、高校生たちは大きな達成感をえた一日でした。

第131回例会(3月例会)おこなわれる

2019年3月16日(土)に3月例会がおこなわれました。この例会は寺脇研先生(京都造形芸術大学教授教授)講演会として開かれました。演題は「総合的な学習からアクティブ・ラーニングへ」でした。
寺脇先生は1975年文部省(当時)に入省。文教行政畑を歩んでこられました。1990年代には「ゆとり教育」推進の旗頭として全国的に知られるようになりました。
お話のあらましは、以下の通りです。1970年代の「荒れる中学校」「詰め込み教育」「受験戦争」といった当時の教育の問題を解決する方法として、「生涯学習」という理念が提唱されたこと。そしてその後の教育行政は生涯学習実現の流れに沿って進められてきたこと。さまざまな改革、例えば総合学習、高校単位制、学校5日制など、一見すると関係ないように見えるが生涯学習の理念に基づいたものであり、アクティブ・ラーニングもそれに沿ったものだということでした。
なかなか知りえない教育改革の背後にある流れや考え方を知り、大いに啓発されたひと時でした。