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新刊『教育の方法・技術論』のご紹介


この度(2019年2月)『教育の方法・技術論』(Next教科書シリーズ:弘文堂)が刊行されました。各章の執筆者としては、日本大学の各学部に所属する教育学関係の教師たち(5名)と獲得研のメンバー(3名)が参加しました。
「教育の方法及び技術」は教職コースの必修科目です。そこで今回は、新しい学習指導要領を視野に入れ、アクティブ・ラーニングについて学ぶだけでなく、実際にアクティブ・ラーニングを経験しながらその指導法も学べる教科書をつくることにしました。いわば“入れ子構造”になっているのが、この教科書の特徴の一つです。
現在の教育の動向を反映した、斬新で実践的な内容です。大学の授業を想定して作られた教科書ですが、学生だけでなく現職の教師、教育に関心のある市民の皆さんにも、ぜひ読んでいただきたい本です。

[目次]

    第1章 総論

  1. 教育の方法・技術論へのアプローチ
  2. 知識注入型授業から参加・獲得型授業への大きな流れ
  3. 本書の構成――第2章から第10章まで
  4. 教師に求められる資質の変化
    第2章 学習指導を支える基礎的要件

  1. 教育課程とカリキュラム
  2. 学習指導と学校の教育資源
  3. 教員養成と教師トレーニング
  4. 学習指導と評価
    第3章 学校教育と教育方法の変遷

  1. 近代学校の成り立ちとその特徴
  2. 日本における学校制度の成立とその特徴
  3. 大正以降の学校と教育方法
  4. 第2次大戦以降の日本の学校と教育方法
    第4章 戦後日本の教育実践と実践研究

  1. さまざまな教育団体の登場と教師の力量形成
  2. 教育実践の事例
  3. 日本の教育実践の世界への発信
  4. 実践研究の新しい動向
    第5章 日本に影響を与えた学習理論の諸相

  1. 構成主義の萌芽――ヴィゴツキーとピアジェ
  2. 日本におけるヴィゴツキーとデューイの受容
  3. 今日の社会構成主義の学習理論
  4. 「教え」から「学び」への転換
  5. 省察的実践家――ショーン
    第6章 学力論の国際的動向

  1. OECDの国際学力テストの実際
  2. 学力観の変容
  3. IBと教育方法
  4. フィンランドなどのプロジェクト学習の特徴
    第7章 日本における総合学習の動向

  1. 日本における総合学習の歴史
  2. 「総合的な学習の時間」の登場と教育方法
  3. 総合学習の実践事例(小中高校)
  4. 総合学習と教科学習の今後
    第8章 ICTと学習材の活用

  1. 情報環境の急激な変動
  2. ICTが学校に与える影響
  3. 効果的な活用の事例
  4. 学習材の広がりと今後の対応
    第9章 アクティビティの活用と指導技術の変容

  1. 学び方改革の動き
  2. アクティビティの定義とカテゴリー
  3. アクティビティ紹介と活用事例
  4. 新しい指導技術――指導技術の変容
    第10章 ワークショップで学ぶ教育方法

  1. 教師と学習者の関係性について考える ―生徒と向き合う教師の側の身体性と構え
  2. ユネスコ関連文書で教育方法を考える―「学習の4本柱」とは
  3. 授業で行う表現力トレーニング―海外生の作文を素材に考える


2018年8月「第13回夏のセミナー」の様子

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